日時:2012年11月16日
場所:宇多津町保健センター
地域密着型の事業を今年度は展開し、地域包括支援センターの活動の一環でその一コマを県士会が担当させていただきました。
講師は県士会事務局長の松本嘉次郎OTで、平日ながら快諾していただきました。スタッフは地域包括支援センターやボランティア約10名、県士会から会長はじめ講師含め4名で運営しました。
9月の多度津町での活動に比べ、平均年齢が高かったのですがみなさんお元気で熱心に話しを聞いてくださったり、お声をかけていただいたりと雰囲気よく講演が進みました。
たまたま宇多津中学校の職場体験授業でセンターへ見学に来られていた生徒3名にも協力してもらい、参加者からも笑顔が多くみられました。事後アンケートでは9割近い方が「楽しかった」と回答をいただきました。
また、毎日の中で楽しみがある方や日課がある方も9割近く、「おしゃべり」や「料理」がそれぞれ多い回答でした。
今年度はパイロット的に多度津町、宇多津町で地域の方を対象とした講座を開催しました。盛会に終わったのですが課題も見えてきました。平日開催のため講師や委員の確保が簡単ではないということです。県士会では来年度以降も公益性のある事業を展開していく予定ですので、各会員におかれましてもご協力よろしくお願いします。
実行委員長 前田 悠志
日時:2012年10月8日
場所:サンメッセ香川
サンメッセ香川で行われた「香川福祉・介護フェア」に参加させて頂きました。
祝日ということもあり、子供から高齢者の方と幅広い年代の来場者で賑わっていました。リハビリテーションのブースでは、握力・ピンチ力測定の体験、健康体操の紹介、作業療法の紹介、福祉用具の紹介・体験コーナー等を設け、多くの方と関わらせて頂きました。
来場者の多くが、普段あまり測ることのない握力やピンチ力を測り、ランキングを競い合ったり、肩や膝の痛みに悩んでいる方が健康体操について興味関心を持ち、健康体操について質問する姿も多くみられました。
作業療法の紹介では作業療法のことを知らない方に、作業療法について説明する場面も多かったです。
福祉用具の紹介・体験では、初めは疑問を持たれていた方に実際に手に取って体験してもらうことで、どのような物かを知って頂けたと思います。
今回、多くの方と関わる機会を頂き、良い経験ができました。
作業療法について知らない方に説明することの難しさを感じたと同時に、説明することによって作業療法について知って頂ける良い機会であると分かりました。
また、自分の作業療法についての考え方や知識が少ない為に上手く説明できない部分も多かったです。
今後、作業療法を知らない方や興味関心を持ってくれている方、健康について悩んでいる方等に作業療法や様々な情報を提供できるように、自らの知識・経験を増やしていきたいと思いました。
これからもこのようなイベントで多くの方と交流する場に参加していきたいです。
永生病院 西城 悠加
日時:2012年9月1日~2012年9月2日
場所:ゆめタウン高松
突然ですが、「作業療法の日」というのがあることを知っていますか?
1966年9月25日、日本作業療法士協会が設立された日ですが、2009年度より作業療法の日とされました。
香川県士会では、昨年より「作業療法の日」に合わせて作業療法をPRする活動を始めました。今年は、9月1日土曜日にゆめタウン高松と9月2日日曜日にゆめタウン丸亀にて、記念イベントを行ないました。今年度は、より多くの方にPRするために、ゆめタウン高松でも行ないました。
私が参加したゆめタウン丸亀では、午前・午後に分かれ、10名の啓発部員と5名の広報部員の計15名で、パネル展示、リハビリテーション・作業療法相談、自助具展示や握力測定、バルーンアート体験、パンフレットとティッシュ配りを実施しました。どのような職業なのか、どんな治療をするのか等の質問や進路についての相談を受けました。パネルや自助具に足を止めパンフレットを手に取り興味を持って立ち寄られる姿を多く目にしました。
より多くの方に足を運んでもらえる工夫として、2階ダイソー前に設けたブースだけでなく、エスカレータ付近や踊り場付近でも配布しました。また、部員のアイディアで握力測定は初の試みでランキングを作成し掲示してみたところ、関心を持って参加してくれる方が増えるという嬉しい効果がありました。
方法を工夫することで、パンフレットやティッシュ等一人でも多くの方に配布することができました。
商業施設という場所を生かし、子供から高齢者まで多様な年齢層の方に、作業療法士・リハビリについて知ってもらうきっかけになったと思います。今後も、一般の方に興味を持ってもらう工夫や短時間で分かりやすく説明できる自身の啓発能力を向上させていくことも大切だと感じました。
林内科呼吸器科医院 伊勢谷 友美
今回、作業療法説明会に参加させて頂きました。昨年度は、県下高校と近隣の中学校でしたが、今年度は、多くの方に作業療法を知って頂くために、県下の中学校に案内文を発送することになりました。初めて案内文を発送する中学校には電話連絡をしました。私が電話連絡をさせて頂いた学校は案内文発送に対して快く受け入れてくださり、説明会に興味をもって頂けました。
当日の参加者は、中学生:8名、高校生:7名、一般:2名、保護者:6名の計23名でした。作業療法に興味があり、職業について詳しく知りたいと思っている方がほとんどでした。
高校生や中学生、保護者と実際に現場で働く作業療法士が関わることは、お互いにとっても大変良い機会だと思います。本などを読むだけではなかなか作業療法士がどんな仕事をしているのかは分かりにくいと思います。協会のDVDや福祉用具の作成や革細工を体験してイメージし易くなったのではないかと感じました。
続きを読む
日時:2012年6月15・16・17日
場所:宮崎県 シーガイアコンペンションセンター
日本作業療法学会が宮崎県のシーガイアコンベンションセンターにて行われました。
悪天候にも関わらず、多くの参加者で賑わっていました。参加者の名札を見ると地元宮崎県以外からの参加者も多かったように思います。
他県のOTさんと話すことはあまりなかったのでその土地ならではの地域医療の話など発表以外でもとても充実した内容だったと思います。
また、懐かしの先生に会えたり同窓に会えるなど学会は学ぶ場でもありますが、交流の場でもあると感じました。
来年度の開催は大阪です。皆さんも是非参加してみてください。
麻田総合病院 木村 勇介
今回はハンドセラピストに必要な上肢の機能解剖とその疾患・外傷に対するアプローチがテーマである研修会でした。ハンドセラピストの理想として①患者様・その病変を把握し、その患者様に何が必要であるかを担当医に助言できること。②知識、上肢の機能解剖及びその外傷・疾患への理解が必要。③経験、患者様に触れて上肢機能・その患者様に必要なものと、その先にあるADL・QOLを予測することがハンドセラピストのために必要なことだということを話されていました。上肢の機能解剖~アプローチ、神経障害の診断などを実際の画像を交えながらの説明だったので、評価~治療までの流れを患者様をイメージしながら理解できました。
実際の臨床では教科書通りにはいかない場面が多く見られます。その患者様にその時その時に何が今必要なのかを把握し、担当医に助言と情報交換といったチーム医療ができるように知識・経験をしっかり積んでいかなければいけないことを改めて実感しました。
今回の研修会で学んだことをベースに理想的なハンドセラピストを目指してこれからもリハビリテーションを行っていきたいと思います。
麻田総合病院 山崎 貴士
日時:2012年6月7日
場所:穴吹リハビリテーションカレッジ
新人周知会・歓迎会を穴吹リハビリテーションカレッジで行いました。平日で仕事の後にも関わらず、44人(新人さんは31人)と、これまでで一番たくさんの方に参加していただきました。ありがとうございました。
松本事務局長からの香川県士会の説明と、小松教育部長からの生涯教育制度の説明は、分かりやすいと好評でした。
その後の歓迎会は、アイスブレイクとしてゲームと、会食を行いました。昨年までは日曜日の午前中の2時間で行っていたことを1時間半で行ったため、交流の時間は本当に短くなってしまい、終了時間になってもあちこちで話し声があがっていました。「同窓会みたいで良かった」「県士会の行事に積極的に参加したい」との感想をいただきました。
これをきっかけに、今後の香川県士会の活動にもどんどん参加していただけたらと思います。
高松協同病院 戸田 洋子
2日間にわたり高知県で行われた「第24回四国作業療法学会」に参加させていただきました。また、今年作業療法士となったばかりの私にとって初めての学会でもありました。そのため多くのことを学びたいという期待、会場では具体的にどの様なことが行われているのか、内容についていけるか不安など様々な気持ちでいっぱいでした。
今回は、「認知症」「精神」「神経系」の3分野にわたる演題を聞くことが出来ました。私の知識の少なさから内容が難しく、その都度先輩から補足的に説明していただく場面も多くありましたが、先生方の発表、発表への質問、意見やアドバイスも含めて大変勉強になりました。また、他の病院や施設で取り組まれていると、先生方の考えなどを知ることができ、今後の臨床に少しでも活かしていきたいと感じました。そのためにも作業療法士になれたことがゴールではなく、日々の臨床経験を大切にし、勉強し続けることが大切であるとよい刺激となりました。
いわき病院 前田 幹保
日時:2012年4月29日
場所:サンポート高松
サンサン祭りとは、1981年の国際障害者年を契機に誕生し、『さんさんと誇り注ぐ太陽のもと、障がいのある人、ない人、ボランティアの三者が出会いふれあい、これからの社会作りにむけた手作りのお祭り』である。
開催当初より続いている車椅子体験や2年前からの試みである凧上げ大会、チャレンジスポーツ体験、バザーコーナー、食べ物広場などがあり、来場者は約300名程度で賑わった。 啓発部は、サンポート高松ホール棟1階の展示場「相談・展示コーナー」にてブースを設け部員17名、理事1名で参加した。作業療法の紹介や福祉用具・福祉機器の展示と紹介、体力評価(握力評価)、健康体操の指導、治療の紹介、ACT体験として革細工やバルーンを実施した。
続きを読む
日時:2012年1月15日
場所:四国医療専門学校
県学会実行委員会は、高松・中讃地区の老健・精神科・回復期・訪問リハ・教育分野の6名で構成し、活動しました。学会テーマを『くらしに寄りそう~地域の中での役割を考えましょう~』とし、特別講演には地域リハビリテーションの分野で第一人者として活躍されている谷隆博先生(株式会社メディケア・リハビリGM、社団法人日本作業療法士協会常務理事)に『在宅リハサービスとこれからのOT』と題してご講演を頂きました。
続きを読む