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平成28年度 第2回学術研修会開催報告
2016年10月30日(日)にサンメッセ香川中会議室にて第2回学術研修会を開催しました。昨年大好評につき、今年も茨城県立医療大学作業療法学科教授の齋藤さわ子先生をお招きし、『作業を基盤とした評価の意義と実際~作業遂行観察の基本技術を身に着けよう~』というテーマで、さらに深化した内容の充実した研修会を開催することができました。参加者は総勢48名で、広島や岡山など県外の方も沢山参加されていました。
講義では、「クライアントと共に作業業療法特有の成果を生み出すためには、効率のよい評価が必要であること」「“活動”と“作業”は違うこと」「作業は、その人の本来の生活の中で、その人自身がしたい、する必要がある、することを期待されていることであること」など、分かりやすくご教授いただきました。実技では、カップ麺の作り方、掃除機のかけ方といった課題で、グループワークを交え観察評価の方法をご教授いただきました。
作業療法士として、今後の臨床現場でとても役立つ講義をしていただきました。これからも香川県作業療法士会の会員の皆様に臨床で役立つ研修会を開催出来るよう、部員一同頑張っていきたいと思います。今後とも宜しくお願い致します。
田村クリニック 大矢浩司(学術部 第2回学術研修会担当委員)