7月
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令和5年7月9日(日)に、学術研修会を開催しました。
日本作業療法士協会会長の山本 伸一先生に、「脳卒中の上肢機能アプローチ~明日から使える介入の原則から具体的介入まで~」をテーマに、講師をしていただきました。
脳卒中片麻痺に対する障害像の理解を深めた上で、上肢機能アプローチの法則について学びました。日常的にアプローチしていることも、何の意図で行っているか理論づけて説明できるように、ひとつひとつ丁寧に説明していただき、実技を通して理解を深めることができました。研修会後のアンケートでは、「明日から使える実技を学べた」など、今回学んだことを現場で活かしていけるとの記載が多くみられました。
今回、コロナ感染症が蔓延して以降、初の対面形態による学術研修会であり、実技を交えながら実践的なお話を聞くことができ、参加の先生方にとっても臨床に活かせる学び多い時間になったのではと思います。
ご多忙中にも関わらず香川県までお越しいただきました山本先生、ご参加いただいた皆様ありがとうございました。学術部では、今後も会員の皆様の知識技術の向上につながる研修会を企画・運営し、地域の対象者の生活行為向上につながるよう活動していきたいと思います。今後の研修会の機会にも、ご参加よろしくお願いいたします。
学術研修会担当委員長 馬場 広志(専門学校穴吹リハビリテーションカレッジ)