8月
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平成30年6月24日(日)、高松テルサにおいて、平成30年度第1回学術研修会を開催しました。今回は畿央大学教授、森岡周先生(理学療法士)お招きし「半側空間無視の神経メカニズムに応じた臨床介入」について講義して頂きました。当日は、例年の人数をはるかに超える約100名の参加がありました。半側空間無視をニューロサイエンスの視点から紐解き、神経ネットワークの問題から病態を解釈していきました。空間的注意ネットワークを背側(能動的注意)、腹側(受動的注意)に分けて考え、症状を分類して捉えること、部位別にどの注意機能を活性化させていけばいいいか等、治療介入に繋がる要素がたくさん述べられていました。終了後の出席者のアンケートも好評で「講義内容が分かりやすく最新の知見をふまえて興味深く聞くことが出来ました」「深くエビデンスをもって治療しなければと考えなおしました。新しい気持ちで取り組みます」等、臨床への意気込みが感じられる意見が沢山見られました。また講義も午前中とあり、参加しやすかったという声も聞かれました。今回の研修会を通し、根拠に根差して目の前の患者様に介入していく重要さが再確認できました。
今回お忙しい中ご尽力いただきました講師の森岡先生、及び学術部担当委員の皆様、ご参加頂いた皆様ありがとうございました。
学術部特別研修会担当 西山脳神経外科病院 鶴窪良樹