2017年8月24日(木)に西山脳神経外科病院にて第18回東讃地区OT ブロック勉強会が開催されました。内容は、①「農作業の再獲得~MTDLPを用いた認知症利用者への介入~」発表者:川田裕一先生(西山脳神経外科病院デイケアセンター所属)、②「注意・覚醒が低下した重度左片麻痺症例(視床、後頭葉)に対するアプローチの検討」発表者:増田祥子先生(西山脳神経外科病院所属)、③「脳卒中後、肩関節周囲炎を呈し、疼痛により動作制限が生じた症例」発表者:北岡翔先生(同所属)の3演題でした。
今回、参加者は27名(内学生3名)で、若手の先生3名による発表でした。勉強会後のアンケートの感想では、「整形や中枢など色々な話が聞けて良かった」「具体的なアプローチを聞くことができて良かった」「分野の違う症例について考えることができた」と多数の感想を頂きました。
これからもブロック勉強会では、様々な考えや作業療法での取り組み、疑問など、症例を通して発表して頂けたらと思います。共に作業療法について考えていきましょう。また、発表後は抄録やスライドに考察を加え、手続きを踏めば現職者共通研修「事例報告」のスタンプも獲得できますので、未取得の先生方においてはどしどし手上げ参加していただければ幸いです。
今回ご尽力いただきました西山脳神経外科病院の皆様、ならびに学術部ブロック勉強会運営委員の皆様、諸病院連絡担当係の先生方、ご参加頂いた皆様、盛況に終えることができました。ご協力ありがとうございました。
今年度もブロック勉強会をよろしくお願い致します。
文責:学術部ブロック勉強会運営委員会 久保 潤一郎(樫村病院)